1989 「岩国の『土曜夜市』に柿木村の物産を持って行き販売するのですが、
参加しませんか。」とのお誘いを頂いた。
なんだか楽しそうなのでいく事にした。行ってみると路上での販売。
当時は物珍しさで、つづらかごは売れた。
「次の土曜日も行きますか?」と、続いて参加する事に成った。
その時私の思い付きでカブトムシ、クワガタ等を持って行くと売れるかも!
と思いで、当時小学生に成って間もない長男と保育園の娘を連れて夜な夜な
国道の街灯の下にカブトムシやクワガタをとりに行き、土曜夜市で販売。
勿論、ここは子ども任せ!
価格は岩国の子どもと、わが家の長男の交渉で決められていた。
それが売れるので、わが家の長男は病みつきに成って毎回参加した。
完売したと見るや、嬉しそうに近所のお店に駆け込み、お買い物!
そんな長男の姿を、頼もしく見つめたものだが、
保育園生だった娘には何の事だか分らない。
ただ、お兄ちゃんの買ってきたものをおねだりしてもらっていた。
私にとっても、息子にとっても忘れられない思い出と成った。

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