これから仕込みに入ります。

工房内に、心地いい風が吹き込んでいます。

その風によって何故か、心が静かになってきました。

 

私はカゴ編の作業の前に、材料を水に漬け込み

ツルが柔らかくなるのを待つ時間があります。

それを「仕込み」と言っています。

 

結構、時間がかかります。

そんな待ち時間があるときは決まって、私の大好きな民話の世界に浸ります。☺

それは地域の民話を題材に「手作りの紙芝居」を作ることです。

と、言っても一人でできる事ではありません。グループを作って、友人とともに月に一度、公民館で活動をしています。

その活動を始めて、いつの間にか10年が過ぎました。

今日も、その原稿づくりの時を頂きました。

今回は「長嶺周防守と猫の話」これがまた、難しい!

でも、完成した時の喜びは大きなものです。☺